レイクトローリングにオススメの振動子は?
2025年06月20日 (金) [商品の選び方, STRIKER Plus 4cv/5cv, STRIKER Plus 7sv/9sv, STRIKER Vivid 4cv/5cv, STRIKER Vivid 7sv/9sv, ECHOMAP Plus 45cv/65cv, ECHOMAP Plus 75sv/95sv, ECHOMAP UHD 62cv, ECHOMAP UHD 72sv/92sv, ECHOMAP UHD2 52cv/72cv, ECHOMAP UHD2 62sv/72sv/92sv, ECHOMAP ULTRA 102sv/122sv, ECHOMAP ULTRA2 102sv/122sv, GPSMAP585Plus]

レイクトローリングでの魚探を検討中です。
振動子が数多くありますが、どれを選べばいいですか?
湖の水深は60mくらいでも対象魚がいるのは中層域の10~30m位です。
GT52HW-TMやGT54UHD-TMといった浅場用の振動子で問題ないでしょうか?

レイクトローリングであればGT20-TMがオススメです。
GT20-TMから発する周波数は77/200kHzの2周波で指向角が45°と15°の広さと狭さ2つを兼ね備えた振動子です。
両方の周波数を2画面表示にすることで、近くの魚の取り逃しも防ぐことが出来ます。
GT52HW-TMやGT54UHD-TM、GT56UHD-TMの指向角は16~24°でこちらの振動子の指向角でもレイクトローリングに大きな支障はありません。ただGT20-TMの魚探出力500Wに比べて250Wや350Wと低下するため魚の反応が弱く映ったり、指向角の外側の反応を拾えないこともあります。

サイドビューはレイクトローリングには向きませんか?
サイドビューの画面でボートの左右の情報を拾って魚の反応が見えると思ったのですが?
また、GT54UHD-TMやGT56UHD-TMの方がはっきりと映ると聞いたのですが?

サイドビュー、またクリアビュ―は魚の反応を見る機能ではなく、主に岩や漁礁といった構造物をより分かりやすく捉えるために設計されています。クリアビュ―、サイドビューといった高精細モードでは魚の反応はかえって画面上では小さくなるため、通常魚探(2D魚探)で見た方が魚の反応は捉えやすいです。
GT54UHD-TMとGT56UHD-TMではっきりと捉えられるのはこのクリアビュ―とサイドビューの機能に対してのことです。
通常魚探(2D魚探)に限ると、GT20-TMと比べてチャープ発信のメリットはありますがコスト的に高くなりがちです。
ただ、魚探本体と振動子のセットの中にはGT54UHD-TMとのセットが特別安く販売されていることもあるため単体での値段だけでなくセット価格もご参考ください。

ただ一つ注意点として、GT52HWやGT54UHDといった浅場専用の振動子を使う際には、この振動子で対応しきれない水深まで行ってしまうと水深表示がエラーになってしまいます。
このとき魚探の水深設定が自動のままにしていた場合、画面内の水深範囲が0~3mといった最短水深の表示になったり魚探の画面が見えなくなってしまいます。
これは魚探の故障ではなく、水深設定を手動(固定)にして対象魚が生息する水深にあらかじめ設定しておく必要があります。